例えばどんな努力をしても
人種や肌色は変えられない
気づけばそれを理由に嫌われてゆき
気づけば自分すらそれを嫌わすにいられなかった
もうこんな事はやめよう
なんてバカらしくそして愚かだと知ろう
その人が手渡してくれた転がったボールに
感謝を告げられないあなたは醜いから
それはいつまでも繋がっている歴史で
時にはそれは傷として残っている
でも終わった事に強さはない
そしてそれを振りかざす事で人は傷ついてゆく
もうこんな事はやめよう
それは悲しい事で心の隙間になる事を知ろう
その人に差し出された手に助けられたとき
ありがとうを言えないあなたは愚かだから
もうこんな事はやめよう
なんてバカらしく愚かで情けなく下らない生き方だと思う
その人を救える手があると知りつつ 差し伸べられない事があなたを
私は救いたいとは思えない
それでもあなたを救うだろう
彼らはそうして生きてきた
僕もそうして生きていたい