手を突いて 折れた手をぶら下げて
一晩中 誰も来ない病院で
何となく ここに居る証明を
僕として 作りたかった
元気の塊であるこの涙は
今更飲み干してもしょっぱいだけで
誰かのために使うはずの「ありがとう」を
僕を助けてくれた手にささやく
生きてれば こんな怪我もするだろう
死んじゃえば 燃やされるか埋められる
この痛みも 言い換えれば救いだろう
この言葉も まだ誰かに言える
出口のない迷路を破るには
きょろきょろして歩く事じゃないから
僕を助けてくれる人なんていないけど
僕を助けてくれたら「ありがとう」と言うんだ
元気の塊であるこの涙は
今更飲み干してもしょっぱいだけで
誰かのために使うはずの「ありがとう」を
僕を助けてくれた手にささやく
まだ誰かにまだ自分に「ありがとう」と
言えた心の安らぎに「ありがとう」・・・
これを夢の中で志村けんと平井けんが踊っていたとは言うまい(笑