隣にいつも 寄り添っていた
触れる事もなく あなたの左を
歩幅の違いで 早足の私に
あなたは気づいてくれなかった
心の距離も同じように あなたはどこまでも前を見ている
ここで止まってもいいとさえ思ってる私には 少し速すぎて
とめどなく 溢れる涙
あなたの足元を濡らすだけ
傘さえないのに いつか晴れると
止まる事もせず また歩き出す
一生懸命 付き添っていた
見えない努力を あなたに隠して
進めば進むほど光が強くなって
足の泥すらも綺麗に映った
私のことをおいてかないで あなたと同じ道にいるのだから
少し休もうよ?また雨が降るから 少しだけ止まっていて・・・
すれ違う 掌には
進む力と止める力
私にはもう 歩けない
あなたのそばを 私の道を
いつの日か 降り飽きた
雨雲になりたい
遥か空から 見守りたい
あなたのことを濡らす 雨になって
とめどなく 溢れる涙
私の足元を濡らすだけ
どんなに泣いても 悔やんでも
この涙はあなたを濡らせない
もう私の右に、あなたはいない・・・
どうしてだろう?ちゃんと最後はハッピーエンドを目指したのに。。。
珍しく悲しい終わり方。。。